【第2話】なぜ思考・努力・スピリチュアルでは変われなかったのか
前回の話で、
「あなたが悪いわけではなかった」というところまで来ました。
では、ここで一つ疑問が残ります。
なぜ、あれほど考え、努力し、学んできたのに変われなかったのか。
多くの人が、次のようなことをしてきています。
- ポジティブに考えようとした
- 思考を書き換えようとした
- 潜在意識を書き換えるワークをした
- アファメーションを唱えた
- スピリチュアルな学びを深めた
その瞬間は、たしかに楽になります。
希望も湧きます。
「今度こそ変われる気がする」
そう思えたことも、きっとあったはずです。
それなのに、時間が経つとこうなる。
- 同じ不安が戻ってくる
- 同じ症状が出る
- 同じ人間関係でつまずく
- 同じ感情に飲み込まれる
そしてまた、自分を責める。
これは意志の弱さではありません。
本質的な理由は、働きかけている場所が違っていたからです。
人の中には、大きく分けて三つの領域があります。
- 意識(考えている自分)
- 感情(感じている自分)
- 無意識(反応している自分)
多くのアプローチは、
この一番上の「意識」に向いています。
けれど現実を動かしているのは、
実はここではありません。
たとえば。
「もう我慢しない」と決めたのに、
気づいたらまた我慢している。
「大丈夫」と思おうとしても、
身体が先に緊張してしまう。
頭では理解しているのに、
体が言うことを聞かない。
これは、あなたの中にある
“反応の回路”が自動で動いている状態です。
この反応の回路は、
- 幼少期の体験
- 安心できなかった記憶
- 抑え込んだ感情
- 無意識の防衛反応
そういったものが、
身体の感覚として保存されたもの。
思考よりもずっと早く、
勝手に反応します。
だから、
どれだけ前向きな言葉を使っても、
どれだけ波動を整えようとしても、
反応は止まりません。
スピリチュアルが間違っているわけでも、
思考が無意味なわけでもありません。
ただ、
それだけでは届かない場所がある
というだけのこと。
その場所とは――
身体です。
身体は、嘘をつきません。
我慢した記憶も、
怖かった感覚も、
緊張した瞬間も、
すべて感覚として残っています。
だからこそ、
- 気合では変われない
- 理解だけでは戻ってしまう
- 癒しても一時的になる
そんな現象が起きていました。
あなたに足りなかったのは、努力でも才能でもありません。
「身体という入り口」
それを、誰からも教わってこなかっただけです。
次の話では、
私自身がなぜ
この「身体」という答えにたどり着いたのか。
理学療法士として、
そして別の世界を探し続けた経験を通して、
お話しします。
プロフィール

■ 名前(陰陽整体士 渡邊裕之)
■ 理学療法士13年|整体6年|延べ1万件以上の臨床経験
■ 霊障・エネルギー・魂のズレの調整も統合的に扱う
■ 幼少期から敏感な洞察力が、臨床と観察力で体系化された
■ エネルギー療法・筋膜・骨膜・観念・感情の統合が専門
■ 今は「本来の自分に戻る陰陽整体」を提供している
