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【第5話】理学療法士の臨床 病院では届かない壁があった

前回は、身体だけでは説明できない現象との出会いについてお話ししました。

今回は、私が理学療法士として働く中で感じた「病院では届かない壁」についてお話しします。

理学療法士として働き始めた頃、私は「リハビリでもっと多くの人を良くしたい」という思いで毎日臨床に立っていました。

しかし、続けるうちに二つの壁にぶつかりました。

一つ目は、組織としての限界です。病院はチーム医療です。本来は医師、看護師、介護士、リハビリスタッフが連携し、一人の患者さんを支えます。

もちろん素晴らしいチームもたくさんありました。しかし現実には、人間関係や立場、様々な事情があり、本当に必要な話し合いが十分にできない場面もありました。

二つ目は、身体だけでは解決できない問題でした。

ある90代の女性を担当した時のことです。

最初は、「私はもう死にたい。」そう話されていました。

私は毎日病室へ行き、まずはベッドから起きること、食事を食べることから一緒に始めました。

少しずつ身体は回復し、最終的には杖も使わず40分ほど歩けるまでになりました。

家族が望んでいた条件も満たしました。

認知機能にも大きな問題はありませんでした。それでも、その方は自宅へ帰ることを選びませんでした。

「家族に迷惑をかけたくない。」その思いが、とても強かったのです。

介護保険の利用など、様々な方法も一緒に考えました。それでも、その壁を越えることはできませんでした。

私はその時、身体だけを回復させても、本当の意味でその人の人生は変わらないことがあると痛感しました。

他には、歩けるようになったが、家族の要望で施設になったり、これらのケースがあり、私は悔しかった。

当時の私は、「病院へ行かなくてもいい身体を作りたい。」「リハビリが必要ない身体を作りたい。」

そんな思いを持っていました。

その答えを探すため、アメリカのロルフィングを学ばれた先生のもとで、約2年間、筋膜リリースを中心に整体を学び始めました。

筋膜リリース。運動療法。心理学。

ストレッチ。東洋医学。様々な技術を学びました。

しかし、それでも説明できない壁がありました。身体は変わる。

でも、それだけでは届かないものがある。

私はさらに、その先を探し始めることになります。

その先で出会ったのが、エネルギーという視点、そして後に霊的影響という考え方でした。

その話は、次回お伝えします。

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小学生の頃、骨折を経験し、リハビリに尽力したことから、人の身体を支えることに興味を持ちました。 理学療法士として14年、整体士として5年以上の経験を活かし、気持ちに寄り添う施術を提供します。

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