第7話 骨折が教えてくれたこと
私は骨折した当時、
「早く治れば元に戻る。」
そう思っていました。
しかし現実は違いました。
手術をしても終わりではない。
リハビリをしてもすぐには回復しない。
身体はそんなに単純ではありませんでした。
その後、私は理学療法士になりました。
そして多くの患者さんと関わる中で、
身体だけでは説明できないことがたくさんあることに気づきました。
さらに整体師となり、
身体だけでなく、
思考や感情、生き方まで見るようになりました。
それでも説明できない現象がありました。
そこで初めて、私はエネルギーや霊的影響というものと本気で向き合うことになりました。
実は幼い頃から、人の念やエネルギーによる影響は見えていました。
しかし私は、それを仕事にするつもりもありませんでした。
むしろ、そこへ進むことには抵抗がありました。
それでも40年間悩み続けた胸の灼熱感。
理学療法士としての経験。
整体師としての臨床。
その一つ一つが積み重なり、
最終的に今の陰陽整体という形になりました。
振り返ると、
私は理学療法士になるつもりもありませんでした。
整体師になるつもりもありませんでした。
すべて後から振り返ると、一つにつながっていました。
だから私は今、
身体だけを見ることもしません。
心だけを見ることもしません。
霊的影響だけを見ることもしません。
身体。
思考。
感情。
生き方。
人間関係。
霊的影響。
それぞれが複雑に関わり合って、一人の人をつくっています。
だから私は、そのすべてを総合的に見ています。
骨折は私にとって、ただのケガではありませんでした。
今の私へ続く、最初の一歩だったのです。
