無料相談

お問い合わせ

080-4268-7433

受付時間:09:00〜21:00 (不定休)

「正しい方法」を相手に当てはめることが、本当に支えることなのか?

専門的な知識を身につけると、

「こうした方がいい」

「この方法が正しい」

と分かることが増えていきます。

もちろん、専門的な知識は必要です。

ただ、その知識を持っているからといって、目の前の人がこれまで積み重ねてきたものを見ずに、自分の正解を当てはめていいわけではありません。

私は理学療法士として働いていた頃、あるご家族との関わりから、そのことを考えるようになりました。

私が知っている介助方法とは違っていた

ほとんど立つことができず、車椅子への移乗にも介助が必要な患者様が退院することになりました。

私は退院後、

どのように移乗するのか。

どうやって車に乗るのか。

ご家族がどのように介助するのか。

そこが気になっていました。

退院時、息子さんが実際に介助するところを見ることができました。

息子さんは患者様の身体を抱え込み、そのまま車へ移しました。

私たち専門職が普段行う方法とはかなり違います。

しかし、実際の動きには迷いがありませんでした。

確認すると、昔からその方法で介助してきたということでした。

そこで私は、無理にこちらの方法へ変えてもらう必要はないと判断しました。

自分の正解と、相手が積み重ねてきたもの

専門職として安全性を見ることは必要です。

危険であれば伝える必要があります。

ただ、

自分の知っている方法と違うから間違っている

と判断することとは別です。

息子さんには、長年の生活の中で積み重ねてきた経験がありました。

もし私が、

「専門職として正しい介助方法を知っている」

というところから始めていたら、その家族がすでに持っているものを見ることができなかったかもしれません。

人を支える側ほど「相手のため」が強くなることがある

これは身体の介助だけの話ではないと思っています。

医療や介護、身体に関わる仕事をしていると、

相手のために良くしたい。

こうした方がいい。

これをやめた方がいい。

こちらの方が安全だ。

そう考えることがあります。

その判断が必要な場面もあります。

しかし、

「相手のため」と思っていることが、本当に相手自身の選択なのか。

そこは分けて見る必要があります。

支える側が答えを持ちすぎると、知らないうちに相手の選択まで決めてしまうことがあります。

陰陽整体でも、答えをこちらが決めない

陰陽整体では、必要に応じて霊的・エネルギー的な干渉を整え、魂と身体のズレを修正し、本来の自分の状態へ戻していきます。

しかし、私が、

「仕事を辞めた方がいい」

「この人とは離れた方がいい」

「こう生きた方がいい」

と、その人の答えを決めるものではありません。

状態を整えたあとに、

今の仕事を本当はどうしたいのか。

この人との関係をどうしたいのか。

何を続けるのか。

何をやめるのか。

どこに境界線を引くのか。

本人が現実を確認して、自分で選択します。

専門性は、相手の答えを奪うためのものではない

もちろん、私から見えていることを伝えることはあります。

身体の状態。

エネルギーの偏り。

私から見て感じる違和感。

必要なことは伝えます。

ただ、それを聞いて最終的にどうするのかは本人が決めます。

そして実際の日常でやってみる。

次回来られたときに、

実践してどうだったのか。

新しい違和感は出たのか。

本音はどう変わったのか。

もう一度確認します。

「教える」より先に、その人を見る

理学療法士時代、息子さんの介助方法を実際に見る前に、

「この方法で介助してください」

と伝えることもできました。

しかし、先に見たことで、

その家族には、その家族が積み重ねてきたものがあることが分かりました。

現在の陰陽整体でも同じです。

専門職だから答えを決めるのではありません。

まず、その人が今どうなっているのかを見る。

何を感じているのか。

本当はどうしたいのか。

何をすでに積み重ねてきたのか。

状態を整えたうえで、本人が選ぶ。

そして現実の中で実践する。

支えることと、相手の人生の答えまで決めることは違う。

この線引きは、理学療法士として身体を見ていた頃から、現在の陰陽整体までつながっている考え方の一つです。

この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。

幼少期からの霊障、そして臨床に出ても、クライエントや周囲の人間関係からエネルギー干渉などで体調不良に悩む。 理学療法士として13年、整体士として6年以上の経験から、霊障を含む、他の人に相談できない体調不良を改善できるようサポートしています。

関連記事