同じ身体なのに、なぜ日によって状態が違うのか?
以前、70代後半の女性で、普段からテニスをされている方がいました。
特に冬になると膝が痛くなることがあり、テニスをする前にどのような準備をしているのかを聞きました。
すると、すぐにテニスを始めることもあれば、ストレッチをしてから始めることもあるとのことでした。
実際にストレッチのやり方を確認してみると、かなり無理をして身体を伸ばしていました。
そして本人からは、
「最近、身体がどんどん硬くなっている」
という話も聞きました。
当時の私は理学療法士として、まず身体から考えていました。
冬で身体が冷えているのであれば、いきなり強くストレッチをするのではなく、少し歩いて身体を温める。
テニスも最初から大きく動くのではなく、軽いウォーミングアップから始める。
そしてストレッチも、最初から最大まで伸ばそうとしない。
少し余裕を残したところから始め、一度ストレッチをした後にもう一度同じ動きをしてもらいます。
すると、
「さっきより伸びる」
「今度はここが伸びている」
「左右で感じ方が違う」
というように、1回目と2回目でも身体の感じ方が変わることがあります。
私は、この違いを本人自身が感じることを大切にしていました。
身体は毎日同じではない
同じ人であっても、身体の状態は毎日同じではありません。
昨日はここまで動いたのに、今日は動かしにくい。
いつもできている動きなのに、今日は身体が重い。
十分休んだはずなのに、なぜか疲れている。
反対に、特別なことをしていないのに身体が軽い日もあります。
身体だけを考えても、気温、運動量、睡眠、疲労など、さまざまなものが関係します。
だから私は、決められたストレッチを毎日同じように行うのではなく、その日の身体を感じながら調整することが大切だと考えていました。
しかし、その後さまざまな経験をする中で、私は身体だけでは説明できない変化も見るようになりました。
身体だけを整えても辻褄が合わないことがある
理学療法士として身体を学び、整体師として身体に触れてきた中で、身体の状態が変化する理由をすべて身体だけで説明できるわけではないと感じるようになりました。
身体を使いすぎた。
睡眠が足りない。
筋肉が硬くなった。
関節の動きが悪い。
もちろん、こうした身体的な理由が関係していることもあります。
一方で、身体を整えてもまた戻る。
特に身体へ負担をかけたわけでもないのに、急に身体が重くなる。
ある人と関わった後から状態が変わる。
場所によって身体の感じ方が変わる。
自分なりに身体や心を整えているのに、どうしても安定しない。
そうした状態まで、すべて「筋肉が硬いから」「疲れているから」だけで説明することはできませんでした。
現在はエネルギーの状態まで確認する
現在の陰陽整体では、身体だけではなく、身体周囲のエネルギーの状態も確認しています。
私が見ているものの一つが、身体とエネルギーの位置関係です。
本来の位置から左右や上下などへズレていることもあれば、周囲からの影響によって本人の状態が乱れていることもあります。
さらに必要な場合には、霊的な影響や他者から受けている影響についても確認します。
ただし、身体が硬い、痛い、重いというだけで、
「これは霊的な影響です」
と決めるわけではありません。
身体に原因があるのであれば身体を見る。
現在の生活や人間関係が関係しているのであれば、そこも見る。
そのうえで、身体だけでは辻褄が合わない場合には、エネルギーや霊的な影響という視点まで広げて確認します。
本来の状態に戻ったとき、身体はどう感じるのか
ストレッチをした1回目と2回目で身体の感じ方が違うように、私は施術でも変化を本人に確認してもらうことを大切にしています。
施術者が、
「整いました」
と言って終わるのではありません。
立ったときにどう感じるのか。
呼吸はどうなのか。
身体の重さはどうなのか。
歩いたときにはどうなのか。
本人自身に確認してもらいます。
陰陽整体では、霊的な影響やエネルギーの干渉を整え、身体とエネルギーの状態を本来の位置へ戻していきます。
そして、戻った状態を本人自身が身体でも確認します。
整えた後、元の生活へ戻るだけではない
ただし、陰陽整体はエネルギーを整えて終わりではありません。
なぜなら、整えた後に以前とまったく同じ選択や生活を繰り返せば、同じ状態へ戻っていくこともあるからです。
本来の状態へ戻ったところで、
今の仕事をどうしたいのか。
今の人間関係をどうしたいのか。
何を続けたいのか。
何をやめたいのか。
本当は自分はどうしたいのか。
そこを本人自身に確認してもらいます。
そして、自分で選んだことを実際の生活でやってみる。
次回来られたときに、その後どうだったのかをもう一度確認します。
「今日の自分はどうなのか」を確認する
今回のストレッチの症例で私が大切にしていたのは、
「昨日ここまで伸びたから、今日もここまで伸ばさなければいけない」
ではなく、
今日の自分の身体はどうなのか
を本人が感じることでした。
現在の陰陽整体でも、その考え方は変わっていません。
ただ、確認する範囲が身体だけではなくなりました。
身体。
思考や感情。
人との関わり。
生き方。
エネルギー。
そして必要に応じて霊的な影響。
一つの原因に決めるのではなく、今の自分に何が起きているのかを確認していく。
そして余計な影響を整え、本来の状態へ戻ったところで、
「では、自分はどうしたいのか」
を改めて確認する。
身体だけを見ていた臨床経験があるからこそ、現在の私は、身体だけでは辻褄が合わない状態まで含めて見ることを大切にしています。
身体について学び、整えてきても安定しない方へ
身体について学んできた。
自分でも身体や心を整えている。
それでも原因の分からない不調を繰り返したり、なぜか自分の状態を保てなかったりする。
特に、人の身体や心に深く関わる仕事をしている方の中には、このような経験をしている方もいます。
私自身も、身体だけでは説明できない経験を重ねたことで、エネルギーや霊的な影響まで確認するようになりました。
なぜ身体だけを整えても戻ってしまうことがあるのか。
人を癒す、支える仕事をしている人が、なぜ自分自身の状態を保てなくなることがあるのか。
そして陰陽整体では何を確認しているのか。
無料ステップメールで、私自身の経験を含めて順番にお伝えしています。
身体だけでは説明できない自分の状態について、別の視点から確認したい方は、続きを読んでみてください。

